全般設定

就学奨励費システムの全般にかかわる設定画面です。
就学奨励費システムを用いるすべてのユーザーに対して適用されます。

⚠️
全般設定画面は事務局ユーザーに対してのみ、表示されます。

全般設定

「出力設定」タブ

「出力設定」タブ

項目 説明
『一部辞退』の表記 画面・帳票における「 一部辞退 」の表記を指定します。
『完全辞退』の表記 画面・帳票における「完全辞退」の表記を指定します。
『区分未定』の表記 画面・帳票における「区分未定」の表記を指定します。
支弁区分表記 接頭辞 帳票において、区分の表記の直前に付加する語句を指定できます。
支弁区分表記 接尾辞 帳票において、区分の表記の直後に付加する語句を指定できます。
支弁区分の表記にローマ数字を使う チェックを入れると帳票において支弁区分を「Ⅰ」「Ⅱ」「Ⅲ」のように表記します。
ℹ️
ローマ数字は環境依存文字です。ローマ数字を使った帳票をファイルに変換したとき、Windows以外のコンピュータでそのファイルを開くと正しく表示されない可能性があります。
措置費受給生の支弁区分 措置費受給生の支弁区分を指定します。
帳票様式 現在のシステムで採用されている帳票様式を表示します。(編集できません)
帳票エクスポートをPDFにのみ限定する 印刷プレビュー画面から帳票を別のファイルに変換する際にPDFファイルにのみ変換できるよう制限します。

「パスワード強度設定」タブ

ユーザーが自身のパスワードを再設定する際に、「新しいパスワードに対して要求する強度」に関する指定を行います。
「パスワード強度設定」タブ

項目 説明
パスワードの一部に半角大文字を要求 ユーザーが設定するパスワードに半角大文字が1文字以上含まれることを要求します。
パスワードの一部に半角小文字を要求 ユーザーが設定するパスワードに半角小文字が1文字以上含まれることを要求します。
パスワードの一部に半角数字を要求 ユーザーが設定するパスワードに半角数字が1文字以上含まれることを要求します。
パスワードの一部に半角記号を要求 ユーザーが設定するパスワードに次に揚げる半角記号が1文字以上含まれることを要求します。! # $ % & = \ ? + /
パスワード最小文字数 ユーザーが設定するパスワードの文字数がここに設定する数以上であることを要求します。
⚠️

ここに指定した「パスワードに対する強度の要求」はユーザーが新しいパスワードを自身で決めるときにのみ、有効です。事務局ユーザーがユーザのパスワードをリセットする際には適用されません。

またこの要求は、現在のユーザーのパスワードがここに指定した「パスワードに対する強度の要求」を満たすかどうかについては関知しません。

ユーザーにパスワードの再設定を要求する場合は、ユーザー一覧からユーザーを指定して「パスワード変更を強制」ボタンをクリックしてください。

「[需要額] 教材代 設定」タブ

「需要額 教材代 設定」タブ

前年末日時点で義務教育を受けている世帯構成員(小学部/小学校、中学部/中学校) の教材費(年額)について、初期値(あるいは定額計上する場合の額)を指定することができます。

教材費の初期値(小学部/小学校)

ここに指定した額は、学種が「小学部/小学校」である世帯構成員の「教材費(年額)」の初期値として取り扱われます。

教材費の初期値(中学部/中学校)

ここに指定した額は、学種が「中学部/中学校」である世帯構成員の「教材費(年額)」の初期値として取り扱われます。

世帯構成員の「教材費」を初期値に固定する

ここにチェックを入れると、上記の「初期値」は「教材費の定額計上額(年額)」として取り扱われるようになります。
前年末日時点で義務教育を受けている世帯構成員(小学部/小学校、中学部/中学校) の教材費(年額)は一律に初期値がセットされ、変更できなくなります。

経費明細に「教材代相当」チェックボックスを表示する

経費明細画面に「教材代に相当」チェックボックスを表示します。
「教材代に相当」にチェックを入れた経費明細の、児童生徒ごとの経費使用額の合計は年次更新処理によって翌年度の児童生徒相当の世帯構成員「教材代(年額)」の欄に持ち越されます。

詳しくはオンラインマニュアル システムの機能「世帯構成員の教材代」の 「2. 教材代に相当する経費明細の合計額の、翌年度への反映機能」 をご覧ください。

その他

「その他」タブ

就学奨励費ソフトウェアのデータ取り込みを学校担当者に許可

システムの導入時に、 就学奨励費ソフトウェア Ver.3 のデータファイルの取り込みを学校ユーザーに許可します。

一括削除制限

一度に削除できる児童生徒や経費明細の件数に上限を定めることができます。

ℹ️
これらの機能は、ユーザーの誤操作によって意図せず児童生徒を大量に削除してしまう事故を回避するための安全策として機能します。

一度に削除できる児童生徒数の上限

児童生徒一覧から一度に削除できる児童生徒数の上限を指定できます。

例えば、「一度に削除できる児童生徒数の上限」に『5』を指定しておくと、児童生徒一覧などにおいて、
児童生徒を5名より多く「選択」した状態になると「削除」ボタンをクリックできなくなります。
削除制限の動作例

⚠️
『0』を指定すると、この削除制限機能は動作しません。(初期値は『0』になっています。)

一度に削除できる経費明細 件数の上限

経費明細一覧あるいは経費明細の「一括削除」機能によって一度に削除できる経費明細の数の上限を指定できます。
例えば「一度に削除できる経費明細 件数の上限」に『10』を指定しておくと、経費明細「個別編集」において経費明細を10件より多く「選択」した状態になると「削除」ボタンをクリックできなくなります。
削除制限の動作例
また一括削除タブでの操作によって削除される経費明細の件数が10件を超える場合には、一括削除処理は中止されます。
削除制限の動作例

⚠️
『0』を指定すると、この削除制限機能は動作しません。(初期値は『0』になっています。)

デバッグモード

就学奨励費システムの不具合原因の調査や動作確認をするためにご協力をお願いする際に、P-SPCAE サポートから一時的に「デバッグモード」にチェックを入れるよう、お願いすることがあります。
通常は「デバッグモード」をOFFにしておいてください。

「郵便番号辞書を更新…」ボタン

「郵便番号辞書を更新…」ボタン
データベースに格納されている「郵便番号辞書」を更新することができます。
「郵便番号辞書」は児童生徒の世帯の住所を入力するにあたり、郵便番号から住所を入力する機能が参照します。

  1. 日本郵便株式会社のサイトから、郵便番号データをダウンロードします。
    https://www.post.japanpost.jp/zipcode/dl/kogaki-zip.htmlから「全国一括」をクリックしてダウンロードします。
    「全国一括」をクリックしてダウンロード
  2. 「郵便番号辞書を更新…」ボタンをクリックすると表示される画面の「参照」ボタンをクリックして上記手順1でダウンロードしたzipファイルを開きます。
  3. 「郵便番号辞書を更新しました」というメッセージが表示されれば成功です。
ℹ️
郵便番号から住所を入力する機能によって表示される住所が古い場合に、郵便番号辞書を更新してください。
⚠️
今後、日本郵便株式会社が提供する郵便番号辞書のフォーマットが変更された場合には、エラーが発生する事が予想されます。
エラーが発生しましたらP-SPACEサポートにその旨ご連絡ください。

参照